我が家の猫トイレは全部で8個あります。
猫砂の下に引き出しがあり、そこにペットシーツを入れるタイプのトイレです。
血が混じっていたり、尿色が濃いものなど健康状態はわかるようになっています。
どのトイレのペットシーツもまんべんなく濡れているので、みんなしっかりトイレで済ませているようです。
猫はもともと広い外の世界で自由に生きてきました。排泄も好きにしていたことでしょう。
それが人と生活となると人間社会になじむのは猫ちゃんなりに苦労しています。
トイレがきちんとできる子、出来ない子、ある程度は飼い主で防げることもあります。
ねこ 多頭飼いの時のトイレ事情についてご紹介します。

◆トイレのしつけや設置場所はどこがいいの?
子猫の場合はトイレに行きたそうにして、おしりが落ち着かないときがあります。
そのとき、トイレに入れてあげると自分でするようになります。そして、教えてもいないのに、猫砂をかけます。さすが本能ですね。
きちんと出来たときは褒めてあげるのも大事です。
「よくできたね!」「えらいね!」それを繰り返すことでトイレで排泄ができるようになります。
※この頃から徐々にトイレのしつけ「外から勝手に入ってきた子猫」
避妊・去勢をしていない猫はいろいろな場所でおしっこをひっかけます。
その場合も同じようにきちんと出来たときは褒めてあげます。なんども繰り返していくことで、トイレで出来るようになることもあります。
我が家の猫「ハッピ」はよくおしっこをトイレ以外でします。
何度もしかってきました。そして、私は嫌われて顔を見ると逃げるようになってしまいました。しかり役担当になっています。
その「ハッピ」は母にとても懐いています。母の前でわざわざ自分からトイレに入っておしっこをするそうです。「今日もよくできたね」となでてあげています。すると母の顔をペロッと舐めます。それが「ハッピ」の寝る前のルーティーンになっています。
※悪気はないのよ「ハッピ」
猫も人間と同じで怒られるよりも、褒められる方が好きなようですね。たくさん褒めてあげたいですね。
※子猫時代の「ポンタ」と遊んであげている「ハッピ」
◆トイレの場所や設置法
トイレの入れ物の掃除は月に1回、中身の猫砂は月に2回ほど全部交換するなど、掃除はまめにした方がいいです。部屋のにおいも良くなります(笑)知らず知らずトイレ本体も汚れています。
我が家ではトイレ掃除を1日2回しています。朝起きたときと寝る前です。
猫ちゃんはとってもきれい好きで、汚いところが嫌いです。
ウンチをしたときはすぐにとってあげた方がいいですね。トイレをきれいにしたとたんおしっこやうんちをする子がいます。
「ゴマ」はきれい好きなうえに、特別が大好きです。トイレの近くにペットシーツをしいています。「ゴマ」は必ずそこでおしっこをします。姉妹の「シマ」もペットシーツがお気に入りで、姉妹で共用しながら場所を争っています。
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「らん」と「ポンタ」は必ずドーム式のトイレで排泄します。「もも」は悪さをして怒られると仕返しで、おしっこを隠れてしていました。常習犯もいます(笑)
※「ポンタ」一度もトイレの粗相がない余裕の表情
トイレの適している場所はどこ?
- 猫が行きやすいところ(普段いかない遠くでは排泄しにいかない)
- 静かなところ(掃除機や洗濯機など家電製品から少し離れた場所)
- ごはんから離れたところ(臭い、場所が近いと最悪猫砂が入ることもある)
猫トイレの数は人数+1個が理想といいます。もしも少ない場合は増設してやってください。設置場所はできれば場所は離した方が良いです。
我が家でも2か所に4個、4個で設置しています。この状態にしてからは、だいぶトイレ以外の粗相は減りました。
◆トイレを失敗したときの対処法
我が家の「もも」のように、いけないこととわかっておしっこを粗相する子もいます。
なわばりに臭いをつける、自分の存在をアピールするためにマーキングをします。
そんな子を叱るとき、失敗すると私のようにかわいい愛猫に嫌われてことになり寂しい思いをします。なるべく避けたいものですね。
※反省している「もも」
【猫のしかり方】
- 現行犯でしかる
- 「こら!」「だめ!」だけでよい。ながながと大きな声でしからない。
- 「名前」+「叱る」は、名前を呼ばれた→叱られる。と警戒するようになるため、名前ではしからない
- 水鉄砲をかけるなり、天罰と思わせる
猫ちゃんは怒られるとショックを受けています。
しかった後のフォローも必ずするようにしたいですね。
また、水を本能で嫌う傾向があります。ここでおしっこをすると水がとんでくる(水鉄砲)天罰だにゃ!と思わせるのもいいといいます。
【おしっこ!アンモニアのにおい消し】
粗相をした場所の臭いが残っていると、マーキングが薄くなったと思って、追加の臭い付けをします。
徹底的に臭いを消す必要があり、ファブリーズなどは、界面活性剤で臭いの分子を包むだけです。時間が経てば、臭いが復活します。
我が家では、「ずー太郎」が外からやってきてごはんを食べて、マーキングをして帰っていきます。たまりません(笑)
ファブリーズ、漂白剤、におい消しスプレー、様々なもので試しましたが、効果はあまりみられませんでした。
「ずー太郎」を私たちでマーキングしています(笑)
「ずー太郎」の後ろをついて歩き、出ていくまで監視します。それでも隙をみておしっこをされてはやられた~。と掃除をします。
※我が家でマーキングはやめてね「ずー太郎」
尿臭はクエン酸で中和したり、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)などで臭いを分解するしか無いでしょう。
我が家では漂白剤をまき、拭き取ります。
雑巾では臭いや雑菌が広がるおそれがあるため、キッチンペーパーを使用しています。
料理よりも使用料が多いのが悲しいところです。
空気清浄機は2台毎日稼働しています。トイレで尿が飛び散ることもあるため、除菌スプレーも欠かせません。
ねこの多頭飼い・トイレ事情のまとめ
メス猫を優遇してかわいがってやると、粗相をしなくなることも有ります。猫は、飼い主を母猫と認識します。
我が家の猫では、オスですが「ふく」が母を母猫と思っていると感じます。
母には絶対に逆らわず、たくさん甘え、母以外にはほとんど懐かず、姿もほとんど見せません。
母がいないとうろうろして、さがします。旅行でいないときはカーテンの裏にこもって出てきません。「ゴマ」も同じ傾向にあります。
「母猫に愛されている。」と感じると、精神状態が安定して、自分の縄張りを主張するのが弱まる場合もあります。
「らん」がその状態でした。「ハッピ」が一時期おしっこの粗相があった時、何度叱ってもやめず、困っていました。「らん」から見ると「ハッピ」がかまってもらってばかりとうつったようです。
うらやましい、そして嫉妬が入りまじり「らん」も粗相を私たちの目の前でするようになりました。 なので「らん」を叱りました。 それが本当に嫌でショックだったようで、すぐに止めました。
トイレ環境を整え、猫ちゃんをたくさんかまって、たくさん愛情を注いであげたら少し改善するかもしれませんね。 とっても根気がいります。
※左「ごま」、右「らん」この距離感が大事・・・
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