こんにちは。お久しぶりのらる太です。
ねこの多頭飼いをする場合(多頭飼いでなくても)必要になってくるのが「避妊・去勢」の手術。。
おすねこの場合、去勢していないと
・けんかっぱやい
・マーキングを縄張りにする(くさい)
めすの場合だと
・発情するととにかく独特の大きな声で鳴く(一晩中鳴く子も。。)
・ストレスがたまりやすい
など、「病気でもないのに。。」という気持ちもあるけれどそれ以上に手術してあげることのメリットの方が大きいように感じます。 多頭崩壊のニュースなどを見ると心が痛みますよね。。
さて、いつものようにmomoさんちの実体験を読んでみましょうか♪
(らる太には「ぶーすー」というネーミングがツボでしたww)
猫の避妊・去勢手術
今年の7月、我が家に餌を食べにくる猫が子猫をつれてやってきました。親猫の名前は「ブースー」といい、お皿に顔をつっこんで、子猫2匹と一緒にひっしに餌を食べていました。私がのぞいてみていると「シャー」と威嚇して、子を守りしっかり母親をやっていました。

その少し前の4月頃、たくさんの猫を見かけました。「ごろにゃん」「ごーろにゃん」と発情したメスをねらって、2、3匹のオスが1匹のメスを囲んでいました。子供の頃は見たことがなかったですが、猫の環境で生活をしているとよく見る光景となりました。
その中で特別大きな黒い毛の長い猫がいて、近所でも見かけない猫でした。発情期はとっても遠くからメスをねらってやってくるとききます。恐らく「ブースー」の父親は子猫からみてこの猫だろうと思います。
我が家でよく見る光景のひとつに、子猫が成長し、初めての発情期に妊娠し、出産、後に拠点を移し、しばらくして親子で餌を食べにくる。我が家の庭で遊んで餌を食べて成長し、親となって、姿を消していく。猫の成長日記が書けそうなくらいです(笑)
さて、今回は避妊・去勢について紹介します。
◆猫の避妊去勢手術の時期は?
我が家で初めて発情した猫をみた時おどろいたものです。オスがくると「ごろにゃん」と甘え、腰をふって誘っていました。猫なで声とはまさにこのことかと思いました(笑)。夜は「ごーろにゃん」と叫んでいるのです。辛かったろうと思います。

発情期は半年~1年未満です。早ければ半年、だいたい2回目の発情期がくる前に手術をするといわれています。
避妊・去勢するといいこともあります。
・病気の予防
・のぞまない妊娠をさける
・発情期のストレス軽減
・攻撃性の抑制
メスの場合は子宮の病気、オスの場合は乳腺腫瘍の予防になります。
オスは去勢をすると穏やかになり争わなくなるといいます。まんが一、外に出てしまった時にノラとしてやっていけなくなるのではないかと迷った時期もありましたが、そこら中におしっこをひっかけられ去勢を決断しました。
猫自身も、自分のなわばりを確保せねばと夢中だったろうと思います。
◆猫の避妊去勢手術の費用
手術前の準備として、前日は絶食となります。当日は水も禁止となります。
病院によって、値段は様々ですが、私のお願いしている病院ではだいたい
・避妊手術は2万円
・去勢手術は1万円
メスの避妊手術は1泊お泊りがほとんどです。オスの去勢手術は日帰りが可能なようです。猫ちゃんの体重、年齢、健康状態はだいたい聞かれるので準備しておくことをお勧めします。
我が家の半ノラとして生きている「きゅう」を避妊手術を受けさせるときは、まず部屋で夜間を過ごしてもらいました。絶食のため食事もさせませんでした。家に泊ることもたまにあったので違和感もなかったようです。翌日は水が禁止になるので水も飲ませず、ケージに入れて動物病院へ行きました。
怒っていました。「ニャー、ニャー」大暴れ、お医者さんにネットに入れられていました。1泊して翌日迎えに行くと、また怒っていました。「離せ、出せ、いい加減にして」聞こえてくるようでした。
◆猫の避妊去勢手術・その後
だいたいみんな怒っています。「病院なんてきらいぶにゃ!」でも人間と共存していくには必要なことなんだよと説得します。伝わっていないと思いますが(笑)
慣れない入院生活でストレスを受けているかもしれません。帰ってきたらいたわってあげましょう。
メスはエリザベスカラーをつけて、傷口をなめたりしないようにします。激しい運動も控えるようお医者さんから説明を受けます。そして半日は絶食となります。「きゅう」にも我慢してもらいました。
我が家は多頭飼いのため、他の猫が傷口をなめないよう2、3日は隔離しました。
「ごま」はエリザベスカラーをつけているのに、よく見るとお腹が開いてる・・・、ん?もしや。急いで病院へ行き再度縫い付けていただきました。今度は気を付けてくださいとお医者さんからもお叱りを受けました。次は大丈夫でした。抜糸の必要もなく、最近は便利です。
3、4日は抗生剤が出たため、薬を飲ませる時は二人がかりでおこないました。一人が猫の後ろから、がっちり両前足をつかみます。もう一人が手際よく飲ませます。奥まで入れないと吐き出すこともあります。何度もこころみると、暴れたり、中には嫌すぎて泡をふいた子もいました。一度ですむから許してと言って、行いました。
どうしても難しい子もいます。病院へ行き、お医者さんに薬を飲ませていただきました。優しくコツを教えてくださるので、困ったときはお医者さんですね。抗生剤の出ない病院もあるようなので、そこも相談ですね。

手術後はホルモンバランスが崩れるせいか、肥満になるといいます。我が家の猫たちはみんなまるまるとしています。運動も大事といいます。目安は1日20分~30分です。
以下のようなもので遊んでもらいます。
・キャットタワー
・キャットウォーク
・おもちゃで遊ぶ
・仲良し同士追いかけっこ
◆ねこの避妊・去勢手術まとめ
猫のきもちになってみると、本能のおもむくままに生きていくのが幸せなのか、猫にとっての幸せってなんだろうとよく考えます。
去勢・避妊をしたことで子供を産む、育てる、子孫を残す幸せは奪ってしまったことになります。猫と関わるときはそこを忘れてはいけないと自分に言い聞かせています。
病気になるリスクもへり、オスはケンカをしてけがをするリスクもへり、悪いことばかりではないはずです。たっぷり愛情をかけてあげればあなたと過ごせて良かったと思ってもらえるかな?

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